こどもの「行方不明者数」って、年間どのくらいか知っていますか?
わたしは、知りませんでした…(汗)
行方不明者|警察庁Webサイト を見ると、日本での令和2年の9歳以下のこどもの行方不明者数は、1055人だそうです。という事は、1日につき2~3人のこどもが行方不明になっている事になりますね…
平成28年から令和元年までを見てみると、1100人から1200人台の間で推移しています。実際の数字を見ると、驚いてしまいます。
また全国では、誘拐、傷害、児童虐待、こどもの性被害等を含むこどもが巻き込まれる事件が後を絶ちません…
悲しい事に、もう日本は安全な国ではないという事に気付かされます。そして、凶悪事件が起こる度、同じこどもを持つ親としては胸が痛み、他人事とは思えません。
だからこそ、防犯対策として、こどもの為に何ができるのかを改めて調べたり、考えたりする事は大事ですよね。
そして、こどもも親と一緒に防犯について知っておく事は、こども自身の身を守る為に必要な事ですね。
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こどもの為にできる防犯対策とは
1.防犯意識を高める
防犯対策において、こどもと一緒に気を付けるポイント確認
こどもと一緒にどんな場所が危険なのかを確認しておく事は大事ですね。危険回避に繋がります。
- 「防犯チェックポイント 警視庁 」では、3つのチェックポイントと場所ごとの4つのチェックポイントがわかりやすく記載されています!
- 「くいずでまなぼう! たいせつないのちとあんぜん 文部科学省」では、防犯のお約束、交通安全のお約束、防災のお約束がわかりやすくクイズ形式になっています!
こどもの防犯合言葉
「いかのおすし」
2つの防犯合言葉の歌は、キャッチ―で覚えやすいので、お子さんと歌ったり踊ったりして、楽しんで覚えられますね♪
2.緊急避難場所・緊急通報先の確認
こどもと一緒に、複数の緊急避難場所を確認しておけば、いざという時に一番近い緊急避難場所に逃げる事ができたり、例えば巡回等で交番に誰もいない時等は、他の緊急避難場所に逃げる事もでき、被害を最小限にとどめる事に繋がるのではないでしょうか。身の安全を確保した上で、通報する事も必要なので通報先(110番)も確認しておきましょう!
【緊急避難場所】
警察署、交番、駐在所、こども110番の家、こども110番の店(コンビニ、スーパー、ガソリンスタンド等)、タクシーこども110番等。
3.公衆電話の場所や使い方の確認
スマホ等の連絡ツールがない時バッテリーがきれている時、また周囲に誰もいない時等の為に、公衆電話の場所や使い方の確認もしておいた方が良いと思います。最近は、公衆電話自体が少なくなってはいますが、災害時等にも繋がりやすいという利点もあるので。
4.自分の連絡先や自分の今居る場所を言える様にしておく
通報した時等に、自分の連絡先や今居る場所を言える様にしておく事も大事です。
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5.防犯グッズの用意&使い方の確認
防犯グッズを用意していても、使い方を知らないと、いざという時に使えません。そんな事にならない様に、一緒に使い方の確認をしておきましょう!
また、防犯ベル等は電池のチェック、GPSや携帯、スマホ等は充電のチェックをお忘れなく!
・防犯ベル(ブザー)
・笛
・見守りGPS
・キッズ携帯、キッズスマホ、キッズスマートウォッチ 等々
6.合気道等の護身術のレッスンを受ける
あくまでも、危険な目に遭った時は逃げる事が前提ですが、護身術を身に付けておく事は逃げる隙を作る事に繋がります。お子さんと一緒に、レッスンを受けると楽しいと思いますよ♪
岐阜県警察が公開している「こども護身術」
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まとめ
いざという時の為に、準備をしておく事はとても大切だと思います。
然しながら、防犯対策をしたからといって100%安全という事ではないですが、防犯意識を高め防犯対策をする事により危険の回避に繋がったり、被害を最小限に留める事に繋がります。
何か起きてしまってからでは遅いので、後悔をしない為にもできる防犯対策はしておくに越したことはないですね。